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食中毒の症状の潜伏期間は?どれくらいの期間で完治?検査は?

      2016/09/30

食中毒の症状が発症するまでの期間は、原因となる食中毒菌やウイルスによって違ってきて、

それぞれ潜伏期間があるんですね。また完治するまでの期間も大きく分けて2つに

分かれます。今回は食中毒の症状の潜伏期間や完治する期間について、また食中毒の検査の

期間についてもあなたにお伝えします。

食中毒の症状の潜伏期間は?

食中毒

食中毒の症状の潜伏期間についてですが、これは食中毒の原因となる細菌によって

変わります。細菌性の食中毒には大きく分けて「感染型」と「毒素型」

2つになるのですが、感染型は菌が増殖した食べ物を摂ってしまうことで起きる食中毒で、

腸管内の粘膜を菌が冒すことで発症します。特に魚介類や食肉、鶏卵などに増殖しやすく、

生食での食中毒もこの感染型になりますね。

 

この感染型の食中毒の主な菌は、サルモネラ菌、病原性大腸菌、リステリア菌などがあり、

潜伏期間は菌によって違いがありますが、30分から8日間と結構な差があるんですね。

なので、菌ごとにあなたにお伝えしていきますね。

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まず食肉に感染する事が多く、特に鶏肉からの感染確率が高い菌であるカンピロバクター菌。

このカンピロバクター菌に感染してから1日から7日間ほどの潜伏期間があり、腹痛や下痢、

嘔吐といった食中毒の代表的な症状の他に、発熱や腹部が張ることもあるんです。

次は魚介類に多く、刺身からも感染する腸炎ビブリオ菌。この腸炎ビブリオ菌の増殖は、

かなり速く潜伏期間も約10時間から20時間と、遅くても感染したその日のうちに

発症します。食中毒の代表的な症状である腹痛や下痢、嘔吐があり、特に腹痛は激しいのが

特徴なんですよね。またしびれやチアノーゼの症状が出ることもあるんです。

 

次に食肉や牛乳など乳製品から感染することが多いリステリア菌。このリステリア菌は、

代表的な細菌の中でも潜伏期間の幅が広く、短い時で12時間、長くなると90日間以上にも

なるんです。そして症状がインフルエンザと似ているため間違えやすいんですよね。この

リステリア菌の食中毒に妊婦や子供や高齢者がかかると、重症化することもある危険な

細菌ですよ。

 

次にカレーやスープなどの調理品からの感染が多いウェルシュ菌。このウェルシュ菌は、

潜伏期間が大体6~15日間くらいで、食中毒の細菌の中では比較的軽い症状です。大半の

症状は軽い腹痛や下痢ですが、ごくまれに視覚障害や分泌障害、話しづらくなることも

あるので注意は必要ですよ。そして腸管出血性大腸菌、いわゆるO157などがこれに

当てはまります。潜伏期間は3日から9日間くらいで、出血を伴う下痢の症状が特徴で、高熱が

起こることもあるのですが、免疫力が低い場合には合併症も起こることがあるんですよね。

 

以上感染型の食中毒の潜伏期間をお伝えしまた。次に毒素型ですが、毒素型は食品内で

増殖した菌が毒素を出して、その食品を摂ることで起きる食中毒です。これは食品を加熱する

ことで殺菌できる場合がありますが、菌によっては熱に強く加熱しても食品内に残る事が

あるんですね。この毒素型の潜伏期間は感染型の菌よりも短く、発症が早いものが

多いんですよね。毒素型も菌ごとにお伝えしますね。

 

まず食肉や魚肉、発酵食品、缶詰や真空包装食品などから感染することが多い

ボツリヌス菌は、潜伏期間は大体4~36時間くらいで、めまいや頭痛などが症状として

起こり、ときには神経障害や呼吸困難など重篤になることもあるんです。次にパスタや

食肉を使ったスープなどから感染することが多いセレウス菌。セレウス菌の潜伏期間は

30分~6時間くらいで、下痢か嘔吐のいずれかの症状が起こるのが特徴で、潜伏期間が短い

場合には嘔吐の症状が出ることが多いようですね。

 

最後にブドウ球菌。おにぎりやサンドイッチ、お弁当から感染することが多く、潜伏期間は

2時間から4時間ととても短いです。症状としては食中毒の代表的な腹痛、嘔吐、下痢の

ほかに筋肉痛が起きることもあります。ただブドウ球菌が原因の食中毒は、大抵は

24時間以内には回復することがほとんどで、一番軽い食中毒とも言えますね。

食中毒はどれくらいの期間で完治?

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食中毒が完治する期間ですが、大きく分けて2つになります。というのも軽い食中毒と重度の

食中毒だと、完治する期間も異なりますからね。嘔吐や下痢などの軽い食中毒の場合には、

1日で症状が治まる事がほとんどで、ちゃんとして処置をすれば自宅での治療が可能なので、

病院に行く必要も無い場合がありますが、必ずしも全部の症状が1日24時間以内で

治るわけではないし、症状が治まったからといって完治したとは限らないので、

病院で診察を受けることが一番大切ですよ。

 

一方、高熱、呼吸困難や視覚障害や言語障害など重度の症状の場合には、まず病院で

診察してもらうことが大前提ですが、軽い症状が重症化した場合には病院から処方された

薬で、数日から1週間で完治することがほとんどです。また場合によっては入院する必要が

ありますが、これも数日間くらいと短い期間がほとんどです。ただ症状によって違うし、

障害が起こる症状や命に関わる症状もあるので、その場合には完治するまでの期間は

長くなりますし、後遺症が1年以上も続くこともあるんですね。

食中毒の検査の期間は?


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食中毒の検査の期間についてですが、検査は検便で検査結果が出るまでに数日から1週間ほど

かかります。ただ費用が高額だということと、結果が出るまで時間がかかるために治療が

遅れてしまうので、現在は食中毒の原因となった菌やウイルスを、病院で検査して明らかに

するということは一般的には行わず、便の色や形状、腹痛・嘔吐・発熱などの症状の

有無などを問診して、総合的に判断するのが主流となっています。

まとめ

食中毒の潜伏期間は細菌によって異なり、短い期間の細菌、長い期間の細菌、潜伏期間に幅の

ある細菌など様々です。また完治する期間は通常は数日から1週間くらいですが、重症化した

場合には、後遺症や障害が起こることもあり完治する期間も長くなります。食中毒の検査は

処置が遅れてしまうため一般的には行わないので、病院で診察して適切な処置を

してもらうのが良いでしょう^^

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