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カンピロバクターが原因の食中毒の治療法は?症状は?うつる?

      2016/09/30

食中毒の原因菌で一番多いと言われているのがカンピロバクター菌です。この

カンピロバクターが原因の食中毒の治療法や症状はどういったものなのでしょうか。

またカンピロバクターは人にうつるのでしょうか。今回はカンピロバクターが原因の食中毒に

ついてあなたにお伝えします。

 

カンピロバクターが原因の食中毒の治療法は?

カンピロバクター,食中毒

カンピロバクターが原因の食中毒は大抵の場合は、1週間程度で自然治癒により回復に

向かいます。下痢や発熱、嘔吐などの症状による脱水症状の危険があるので、水分補給

必要ですよ。水分補給の際には冷たい飲み物は避けて、常温の水や白湯にしましょうね。

またスポーツドリンクは水分補給には適しているのでおすすめです。症状に改善が見られ

落ちついてきたら、お粥など消化の良いものを食べると良いですよ。

食事での食中毒の対処法は、こちらも参考にしてみてくださいね。

b707eafabf485c7290d36f693a69f6a9_s食中毒の対処法は食事で!回復後は?下痢がひどい時はこれ!
食中毒にかかった時には、下痢や嘔吐など消化器系に症状が出ることが多いのですが、 その時の食事には気をつけたいですよね。ま...

 

下痢の症状を改善するために、下痢止めの薬を使用したくなるかもしれませんが、下痢止めの

薬は腸内環境を整える整腸成分や、殺菌成分が組み合わさったものが大半なので、腸管運動を

抑えてしまう働きを持っているんですね。このような腸管運動を抑制する成分は、大半の

下痢止めの薬に含まれていて、この成分は腸内に入り込んだカンピロバクターなどの細菌類を

閉じ込めてしまうことになってしまうので、下痢止めを服用することは控えてくださいね。

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前述しましたが大半は、自然治癒で回復に向かうので、下痢止めや解熱剤は必要としません。

むしろ悪化する危険があるため、使用しない方が良いのですが、場合によっては適切な

化学療法が必要となることがあるんですね。その際の薬として抗生物質が良いのですが、

すべての抗生物質が良いというわけではなく、エリスロマイシンなどのマクロライド系

抗生物質が良いんですよね。セフェム系やニューキロン系の抗生物質は効果が

期待できないんです。

 

というのも、セフィム系の抗生物質は多くの細菌が自然耐性を持っているんです。つまりは

薬が効かないっていうことですね。またニューキロン系の抗生物質も、耐性菌を誘導する事が

あり、それによって耐性菌が増加します。つまりこちらも薬が効かない、ということに

なり得るので抗生物質使用する際には注意が必要ですね。大抵は症状が悪化した場合に、

マクロライド系抗生物質のアジスロマイシンを3日間服用するか、エリスロマイシンを

5日間服用します。またもし血液に感染している時には、アジスロマイシンなどが2週間から

1ヶ月服用することになるんですね。

 

次にカンピロバクターが原因の食中毒の予防についてですが、カンピロバクターの感染源は

食肉が多く、特に鶏肉や牛レバーからの感染が一番多く、生や加熱が不十分な状態での

内臓肉は控えるべきでしょう。カンピロバクターは熱や乾燥に弱いので調理器具は、調理後に

必ず熱湯消毒をして乾燥させましょうね。

 

生肉と調理済みの肉を扱う際には調理器具を使い分けてくださいね。また保存に関しても

生肉と調理済みの肉類とは別々にしたほうが良いですよ。これは他の食品への二次感染

防ぐためなんですよね。そして生肉を調理したあとは、手や指をしっかり洗浄することも

大切です。また井戸水など殺菌が不十分な飲料水からも、カンピロバクターに感染する

可能性があるので、殺菌が不十分な飲料水は、煮沸消毒や塩素消毒をしてから使用するように

しましょう。

カンピロバクターが原因の食中毒の症状は?

食中毒

カンピロバクターが原因の食中毒の症状についてですが、まずカンピロバクターに

感染すると、1日から7日間ほどの潜伏期間があり、食中毒の代表的な症状である腹痛や

下痢の他、発熱も発症します。確率としては少ないですが、血液が一時的に汚染されることが

あり、この場合には長期間の発熱や発熱を繰り返すことがあるんです。また頭痛や悪寒、

倦怠感や筋肉痛なども発症することがあるので、風邪の初期症状と間違われることも

あるんですよね。

通常はカンピロバクターの食中毒を発症してから、2日から5日程で回復するのですが、

長引くこともあり、カンピロバクターに感染した1000人に1人の割合で、

ギラン・バレー症候群という手足の麻痺、筋力の低下、脱力が現れるんですよね。

ギラン・バレー症候群のほとんどは回復するのですが、筋力が大幅に低下してしまいます。

 

また呼吸困難で人工呼吸器が必要となったり、脱力が完全に回復しない場合もあるんですね。

ギラン・バレー症候群になる原因の2割から4割位は、カンピロバクターが原因だと

言われているので、前章でお伝えした事を参考にして、カンピロバクターが原因の食中毒に

かからないようにすることが、ギラン・バレー症候群にかかる確率も減らせる

ということなんですよね。

カンピロバクターが原因の食中毒はうつる?


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カンピロバクターが原因の食中毒はうつるかどうかですが、人から人へ伝染することは

ほとんどありません。しかし感染者からの便を介して、うつることが希にあるんですよね。

子供の便の処理をする際には気をつけてくださいね。またカンピロバクターは動物の腸に

通常存在している細菌なので、イヌやネコなどに接触することで感染することもあるので、

ペットを飼っているのなら、口から二次感染してしまう可能性があるので、むやみに

スキンシップとして、口にキスしたりするのはやめてくださいね。

まとめ

カンピロバクターは食中毒の原因として日本で一番多い原因菌です。安静にしていれば、

2日から5日程で回復に向かいますよ。症状は食中毒の代表的な症状の他に、

ギランバレー症候群になることもあります。人から人への感染はほとんどないですが、

動物からうつる可能性はあるので注意しましょうね^^

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