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食中毒ブドウ球菌の場合の治療方法は?症状は?原因はなに?

   

食中毒
 

ブドウ球菌は現在約40種類に及びますが、食中毒の原因となるのは

黄色ブドウ球菌なんです。この黄色ブドウ球菌による食中毒は、一体どのような

食中毒なのでしょうか。今回はブドウ球菌食中毒の治療法について、また症状や原因について

あなたにお伝えします。

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食中毒ブドウ球菌の場合の治療方法は?

ブドウ球菌の中で食中毒を起こす黄色ブドウ球菌。この食中毒の治療法ですが、実は特別な

治療法は必要ありません、というか処方薬などはないんです。通常は対処療法などを行い

安静にして自然治癒を待ちます。他の原因菌による食中毒と同じですよね。黄色ブドウ球菌が

原因の食中毒にかかった場合には、下痢止めなどの薬は、体外から黄色ブドウ球菌が作って

しまった毒素を排出するため使用しないでくださいね。軽度の症状の場合なら安静に

していれば1日、2日で回復しますよ。

 

ただ重症化してしまうと脱水症状の危険があるので、水分補給が必要となります。素早く

水分を補給するために点滴することもあり、また血圧の低下や脈拍が弱くなることも

あるので、十分注意してくださいね。基本は水分補給をかかさずに行い、安静にしていれば

早くに治りますが、もし吐き気がひどい場合には、制吐薬を注射か坐薬で投与する必要が

出てきますよ。

 

黄色ブドウ球菌は熱に弱いので加熱処理で死滅するんですが、黄色ブドウ球菌が作り出した

毒素は熱や乾燥に強いので、黄色ブドウ球菌が毒素を作り出してしまうと、その後で食べ物を

加熱しても毒素は消滅せず、食中毒の原因となってしまうんですよね。その毒素である

エンテロトキシンは100度の熱であっても消滅しないんです。したがって、

黄色ブドウ球菌に汚染されないようにすることが、一番の予防となるんですね。

 

汚染されないためには、食べ物を扱うときには手指を洗浄、消毒を徹底することです。

またもし手や指に傷や化膿があるのなら、食べ物に触れたり、調理しないようにしましょう。

しかし、もしどうしても調理しなければならない場合には、手袋を使用して調理して

くださいね。またおにぎりを作る際はサランラップなどで包むようにして握るようにして、

直接触れないようにするのも効果的ですよ。また食べ物自体も低温保存することで、

黄色ブドウ球菌が増殖するのを防ぐことができるんです。

 

黄色ブドウ球菌の食中毒の治療法や予防についてお伝えしましたが、黄色ブドウ球菌は

あらゆる食べ物に汚染する可能性がありますが、前述したような工夫や対策をすることで

未然に防ぐことができるので、ぜひ参考にして黄色ブドウ球菌の食中毒にかからないように

してくださいね。

食中毒ブドウ球菌の場合の症状は?

黄色ブドウ球菌による食中毒の症状ですが、食中毒の代表的な症状である腹痛や下痢、

嘔吐を発症します。しかし発熱することはほとんどなく、発熱したとしても高い熱が

出ることはありません。また黄色ブドウ球菌に感染しても1日、2日で回復に向かうので

大抵は軽度の症状で済むのですが、まれに血便があったり、脱水症状を引き起こして

しまうんですね。特に子供や高齢者など免疫力や抵抗力が弱い人は、重症化する恐れも

あるので注意が必要ですよ。


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そして黄色ブドウ球菌の中には、メチシリン耐性黄色ブドウ球菌というがあり、これは

抗生物質に耐性のある黄色ブドウ球菌で、黄色ブドウ球菌は健康な人や動物が保有する

一般的な細菌なので、このメチシリン耐性黄色ブドウ球菌を保有している人から

感染するのですが、このメチシリン耐性黄色ブドウ球菌はニュースなどで報じられる、

院内感染や集団感染の原因菌になることも多いんですよね。そしてこの

メチシリン耐性黄色ブドウ球菌に感染してしまうと、免疫力が弱い人の場合、敗血症など

重症化し命に関わる危険な症状を引き起こすんです。

食中毒ブドウ球菌の場合の原因はなに?

黄色ブドウ球菌による食中毒の原因で一番多いのがおにぎりです。しかしおにぎりだけで

なく、弁当やサンドイッチ、ケーキなど色々な食べ物が原因となりえるんです。これは

食べ物自体に黄色ブドウ球菌があるのではなく、調理する人の手によって食べ物が

汚染されるんですよね。調理する人の手に傷があったり、化膿していたり、湿疹があったり

すると、そこから食べ物が黄色ブドウ球菌に汚染されてしまうんです。

 

これは黄色ブドウ球菌は化膿性疾患の代表的起因菌で、食中毒の原因となるだけでなく、

おできやにきび、水虫などに存在している菌で、健康な人でも鼻の中や喉に保有している

菌です。したがって、前述したましたが、黄色ブドウ球菌自体が食中毒を引き起こすのでは

なく、黄色ブドウ球菌が食べ物の中に入り込むと、エンテロトキシンという毒素を

作り出してしまい、その毒素が食中毒を引き起こすんですよね。

 

前述したようにエンテロトキシンは熱に強いので、加熱処理しても消滅せず、さらには

酸素がない状態でも増殖することが可能で、多少の塩分あっても毒素を作ってしまう

とても厄介な毒素なんですよね。したがって、食べ物を汚染しないためにも調理をする人の

危機管理が大切だということですよね。

まとめ

ブドウ球菌の中の黄色ブドウ球菌が食中毒を引き起こし、安静にしていれば1日、2日で

回復します。しかし免疫力が低下していると脱水症状を引き起こすこともあるので、

水分補給をしっかりすることが大切です。また食べ物が原因ではなく、人の傷や

化膿している場所から食べ物を汚染してしまうことで、黄色ブドウ球菌が食べ物に入り込んで

しまうので、調理する人の意識、そして食品自体の管理が大切ですよ^^

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