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熱中症の種類と症状は?重症度は分類できる?治療の輸液も?

   

熱中症
 

熱中症は4つの種類に分類されるのですが、それぞれ原因や症状が異なり、また対処法も

違ってくるんです。また熱中症の重症度によっても3つの種類に分類ができるんです。さらには

治療時に使用する輸液にも種類があるんですね。今回は熱中症の種類について、また治療時の

輸液についてあなたにお伝えします。

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熱中症の種類と症状は?

熱中症には熱射病、熱失神、熱痙攣、熱疲労の4つ種類に分類することができて、それぞれ

症状が異なり、対処法も異なってくるんですよね。まず熱射病についてお伝えしますね。

 

熱射病とは、高温多湿の環境下の中で長時間遊んだり、行動したりすることで、大量の汗を

かくことで、体内の水分と塩分が不足してしまい、体の体温調節機能が働かなくなる事で、

それによって体温が上昇してしまうことで、顔色は赤みを帯びて悪くなり、唇は紫のような

色になります。また場合によっては、意識が無くなったり、言動がおかしい、刺激や声掛けに

対する反応が鈍くなることもあるんです。また体内の水分が不足したことによって血流が

悪くなって、血栓ができたり内臓の機能が低下することもあるので注意が必要ですよ。

 

熱射病は4つの熱中症の中で一番重く、命を失う危険もあるので一刻も早く病院で治療を

受けることが重要ですよ。また意識を失っている場合には、どれだけ早く意識を

回復させるかで回復後の状態を左右するため、体温を出来る限り早く下げることが重要と

なるんですよね。対処法としては、全身に水をかけたり、氷や保冷剤、濡れたタオルで

脇の下、首筋、足の付け根など大きい血管がある場所を冷やすのが効果的ですよ。また横に

なっている時に足を高くして手足を、末端から中心に向かってマッサージすると良いですよ。

この時に脱水症状を防ぐため水分補給を欠かせないようにしましょう。

 

2つ目の熱失神ですが、これは長時間炎天下の中で遊んだり、運動するなどで体温が上昇し、

皮膚の近くにある血管が拡張することで、血圧が低下して全身への血液量が減少し、

貧血状態に陥ってしまいます。熱失神は運動など体を動かすことでかかることが多いのが

特徴ですね。熱失神の状態は熱射病と違い、体温は平熱ですが顔面が蒼白になり、脈は速くて

弱くなります。それによりめまいや唇がしびれて、場合によっては失神状態に陥って

しまうんです。

 

熱失神の対処としては、屋外であれば木の下や日陰など、室内であればクーラーの効いた

部屋など涼しい場所に移動して安静にしてください。その時に水分補給も行いましょう。もし

ショック状態や失神など重度の場合には病院での治療が必要ですよ。

 

熱痙攣は、大量に汗をかいた事で体内の塩分濃度が低下することで起こります。また

水分補給をする時に水だけを補給してしまい、体内の塩分濃度が薄まってしまう事でも

起こります。熱痙攣も体温は平常ですが、手足や腹部の筋肉が痛みを伴った痙攣を

起こすんですね。対処法としては、水分補給時にはスポーツドリンクなどミネラルを含んだ

飲み物で行い、回復するまで安静にしてください。大抵は安静にしていれば治りますが、

筋肉の痙攣がひどい場合には、病院で点滴する必要がありますよ。熱中症による痙攣に

ついては、以下も参考にしてみてくださいね。

熱中症の痙攣が起きた時の対処法は?原因はなに?薬は効果がある?
熱中症にはめまいや倦怠感など様々な症状がありますが、その中で痙攣があります。痙攣が 起きた時はあることに気をつけて対処し...

 

熱疲労は、暑さによって体が疲労してしまうことで、大量に汗をかいて水分補給が

足らないと、脱水状態に陥いってしまうんですね。この熱疲労は屋外だけでなく室温が高い

部屋でも起こります。体温は平常ですが、40度を超える高熱を発症することもあり、

倦怠感、脱力感のほか吐き気やめまい、頭痛、集中力や判断力が低下することもあるんです。

対処法としては熱失神と同じで、涼しい場所で水分補給を行い、回復するまで安静に

しましょう。

熱中症の種類は重症度でも分類できる?

熱中症の種類は重症度でも分類できます。軽度、中等度、重度の3種類に分類され、軽度は

めまいや失神、筋肉痛や筋肉の硬直の症状で、熱失神や熱痙攣が該当します。一般的には

軽度の場合、意識は正常で、体温も平熱、皮膚の状態も変わりはありません。


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中等度は頭痛や嘔吐、倦怠感、失神、判断力や集中力の低下などの症状で、これらが複合的に

発症します。これは熱疲労が該当し、適切な治療を行わないと重度の症状に移行する可能性も

あるので注意が必要です。中等度の場合、意識は正常で体温も平熱ですが、39度以下の

発熱を起こすこともあり、皮膚が冷たい状態です。重度は意識障害や全身の痙攣、言動や

行動のおかしさ、ショック症状などが中等度の症状に追加されて起こります。体温は高熱で、

皮膚は熱身を帯びているので、触ると熱いという感触があるんです。

熱中症の治療は輸液の種類に注意

熱中症の治療で使用する輸液には種類があるんです。輸液製剤にはナトリウムやカリウム、

ブドウ糖が入っていて、その他に酢酸や乳酸など色々な濃度や配合があるんですね。

したがって患者の状態によって医師が適切な輸液を処方するんですね。

 

例えば体液の水分が不足し、血液中のナトリウム濃度が高い状態なら高張性脱水、体液中の

ナトリウムが不足し、血液中のナトリウム濃度が低い状態なら低張性脱水、体液中の水分も

ナトリウムも両方不足したした状態なら混合性脱水の3つに分かれます。

 

体内の状態は血液検査で確認し、電解質のバランスを調整する点滴を選んで必要に応じて、

輸液を医師が選んでいくのですが、これは大きな病院で無いと対応できないので、熱中症の

時には救急車を呼んで大病院に行くことが正しい対処法になりますね。ただ一番は熱中症に

なる前に防ぐこと、予防が大切ですよ。

まとめ

熱中症の種類は4つに分類され、それぞれ症状や対処が異なります。またその症状によって

3つに分類することができます。熱中症の症状から状態を把握して、対処法を適切に

行うことが回復への近道です。またそうならないために予防が何より大切ですよ。

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